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10月のひとこと

●幸せとは何か?
私たちが感じる幸福は、下記の3つに大きく分けることができます。
1)心身の健康に関する「セロトニン的幸福」☀
2)他者とのつながりと愛情に関する「オキシトシン的幸福」☺
3)成功や達成による「ドーパミン的幸福」💰

●幸福の明確な優先順位
そして、この3つの幸せには明確な優先順位があります。

それは、「セロトニン的幸福>オキシトシン的幸福>ドーパミン的幸福」の順番です。この順番を間違えてはいけません。

セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福があって初めて周囲のサポートや支援が得られ、やる気が加速し、健全なドーパミン的幸福が実現するからです。
セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福が欠乏していると、ドーパミン的幸福の暴走が始まり、依存症になりやすくなります🍰🍺🐴摂食障害やアルコール依存、ギャンブル依存、セックス依存などがそうです。

幸せに過ごすためにも依存症にならないためにも、セロトニン的幸福、つまり癒しの時間をないがしろにしないことです。
リラックス、安心、癒しの時間を大切にせずに、ドーパミン的幸福を目指すと、必ず心身の調子が悪くなります💧
対人関係も悪くなります。つまり、幸せになるどころか、不幸になってしまうのです。

●〇か×かタイプは依存症になりやすい
このタイプの人にとっての幸せは、頑張ることで得られるドーパミン的幸福だけになっている可能性が高いです。
両極端な考え方をしがちで気分の波が激しい人は、ドーパミン的幸福を強く求める一方で、日頃からセロトニン的幸福やオキシトシン的幸福をないがしろにしがちです。
調子が良いときもドーパミン的幸福はあっても、セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福はほとんど感じていません。ドーパミン的幸福を得るのは大変なのでとても疲れます💧でも休めません。休むことは頑張らないことになり、それでは幸せ(ドーパミン的幸福のこと)が得ることができないからです。

ちなみに、△タイプの人は頑張りすぎることなく、日々幸せを感じている人が多いです。それはセロトニンとオキシトシンの分泌が良く、ドーパミンのコントロールができているからです。

もちろん、〇か×かタイプの人もセロトニン的幸福やオキシトシン的幸福を得られるようになれば、△(安心、リラックス、癒し、愛情)が増えて3つの幸せ感のバランスが整い、ドーパミン的幸福のコントロールが可能になります☺

例えば、過食症の人は、セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福が崩れていて、食欲や活動というドーパミン的幸福の暴走をコントロールできない状態に陥っています。
一方、過食症を克服した人は、セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福がちゃんと得られているため、ドーパミン的幸福(報酬)のコントロールもできます。だから、過食をしないし、したいとも思わないのです。

●私の場合
渦中にいた頃の自分を思い出してみると、確かにあの頃の自分はドーパミン的幸福(報酬)しか求めていなかったな~と思います。「とにかく痩せたい!過食さえしなければいい!私にとっての幸せはこの2つの願いの延長にしかない!」と思っていました。

アロマテラピーなどの持続的な幸福感(セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福)を勧められても、「香りなんかで過食が止まるわけがないじゃない!」って思っていました。止まるわけないですよね(苦笑)。当時の私には、自分で自分を癒してあげよう♥という気持ちが全然なかったのですから💦

コロナ禍で学んで気づいたことがあります☘
それは、幸せになるためには、頑張らないことでも無理をしないことでもなく、欲張らない!!ってことです。欲張らない生活をしていると(慣れるまで相当モヤモヤソワソワします)心に余裕が出てきて、持続的な幸福感(セロトニン&オキシトシン)が高まってきて、自然と頑張れるのです♥
最近、すごく癒されているなー☺と感じるのが、毎朝、庭の水やりをしながら草花の成長や変化を観察しているときです。「今日もいい日だ☀」って思います。

●セロトニン的幸福が崩れると
心身の調子が悪くなります。落ち込みやイライラ、集中力が欠けてミスや忘れ物も増えます。うつ病がまさにこの状態です。だから、うつ病には脳内のセロトニンの量を増やす薬が処方されるのです💊

●セロトニン的幸福を得るためには
セロトニンは幸せホルモンと言われ、リラックスしている状態で得られます。
例えば、朝日を浴びてゆっくり散歩をする。食事はよく噛んでゆっくり食べる。ゆっくりお風呂に入るなど、ゆったりとしたひとときを大切にすることがポイントとなります。
「そういう意味のない無駄な時間は要らない!」「そういう過ごし方がすごく苦手💦」と思う人はセロトニン的幸福を得られていないということになります。

●オキシトシン的幸福が崩れると
寂しくなります。孤立します。孤独になります。自分勝手にもなります。特に人間関係のストレスはオキシトシンの欠乏に直結し、セロトニン的幸福も失ってしまいます😢

人を信じられない、褒められても「裏があるんじゃないか?」と疑心になるのはオキシトシン的幸福が欠乏しているからです。

●オキシトシン的幸福を得るためには
オキシトシンは愛情ホルモンと言われ、自律神経を整えたり、抗不安作用があります。
オキシトシンはスキンシップ(ハグ、キス、セックス)、ペットとのふれあい、友達との楽しい交流、他人への親切や感謝などで得ることができます。これらが苦手💦という方はオキシトシン的幸福を得られていないことになります。

「これを持っているだけで幸せ~☺♥」と思えるお気に入りの物からもオキシトシン的幸福感を得られています。お花に水をあげたり、ペットショップでワンちゃんネコちゃんをなでなでしたり、ボランティアで人のお世話をしたり。自分以外の人や物を大切にしたり感謝することで、自分自身も幸せを感じるのす♡

●ドーパミン的報酬の暴走
適度なドーパミン的幸福は自己成長を促しますが、ドーパミンは「もっと!もっと!」とエンドレスに欲しくさせる作用があるため、コントロールが効かないと依存症になりやすく、自己破綻をももたらします。
依存症に陥ると、セロトニンとオキシトシン的幸福も失い、余計にドーパミン的幸福が欲しくなります。

●ドーパミン的幸福を得るためには
簡単には得られないからこそ達成感や充実感がある行為に対して多く出ます。
例えば、仕事での評価や成功、やる気、勝負、数値、物欲、性欲、食欲、娯楽などがあります。

●まとめ
日当たりの良い部屋(セロトニン)で、お気に入りのギター(オキシトシン)の練習を頑張る(ドーパミン)次男の顔はとても穏やかで幸せそうです☺3つの幸福感を同時に味わえているからですね。最高の幸せとは、実はとてもシンプルなものなのです☘

もっと詳しく知りたい!と思われた方は、私のブログで10/1に紹介した「精神科医が見つけた3つの幸福」の本を読んでみてください。今すぐ実践できる3つの幸福を高める方法などが詳しく書かれています☆

長かった緊急事態宣言がよくやく解除されました。
今はほとんどの方が電話カウンセリングを利用してくださっていますが、対面カウンセリング(池袋)もふつうに行っておりますので、ご面倒でなければぜひいらしてください☺

カウンセリングでの対話が、皆さまのセロトニン的幸福やオキシトシン的幸福になるといいなと思っています。
今月も皆さまといろんなお話ができることを愉しみにしております♡

令和3年10月1日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
産業カウンセラー 長谷川あや

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