摂食障害専門カウンセリングルーム あや相談室

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4月のひとこと

●コロナウイルス感染予防のため、ほとんどの人がマスクをしていますが、マスクは目元以外の顔をすべて覆ってしまうため、相手の表情がよく分からず戸惑いを感じている方もいるんじゃないでしょうか。表情から相手の気持ちを読み取ることが苦手な人は、ホッとしているかもしれませんね。

欧米人はマスクをする習慣がなく、日本人よりもずっと戸惑いを感じているはずです。相手の感情を読むときに、日本人は相手の目の周りを見る傾向が強く、欧米人は顔全体的を見る傾向が強くあります。
目や口を大きく動かすことで自分の意志や感情を伝える欧米人にとって、マスクはそれらの表現を阻害してしまう邪魔なアイテムです。ただ、目の色素が薄くて眩しさに弱い彼らが、野外でサングラスをかけるのは珍しいことではありません。
日本人はあまり顔や体を動かさずに、目元で感情を伝え合う傾向が強いので、サングラスをかけて目を隠されることをあまり好みません。でも、目元を隠さず清潔さをアピールしたり、恥ずかしさを隠せるマスクにはそれほど抵抗がありません。

●相手の視線の動きで相手の感情を読み取る能力は、欧米人よりも日本人の方が圧倒的に勝っています。そんな中で出てきたのが、「空気を読む」という言葉です。これは日本人特有の文化とも言えます。
皆さんはこの「空気」が何か分かりますか?ここでいう「空気」は、周りの人たちの「微妙な顔つきやしぐさ」のことです。これらを見て、瞬時にいろんな情報を判断し分析する能力に長けている人が、「空気が読める人」となります。
でも、欧米ではこんなことできる人はいません。彼らは、空気が読める日本人のことを特殊能力の持ち主だと思うでしょう。世界基準で考えれば、「空気を読めないことが当たり前」ですから。
でも、日本人は空気が読めるが故に協調性も長けているから、日本は世界のどの国よりも清潔で、高い社会秩序を維持出来ているのだと思います。

●当たり前のことですが、誰もが必ず自分の「顔」を持っています。
私たちは、毎日、自分以外のたち人の顔つきやしぐさ、そぶりを無意識あるいは意識的に読み取って、「言葉にはできない、その人の持つ空気」を感じて生活しています。顔で他人を認識し、顔で自分を表現している。顔は、自分と社会を繋ぐとても大事なものなのです。

●自我が芽生えてくると、他人の容姿が気になり始めると同時に、他人と比較した自分の容姿も気にし始めます。また年齢を重ねていくと、顔の老化(しわ、しみ、たるみなど)を気にし始めます。
「気になる」ということは、自分の顔を「よく見ている」からだと思いますが、『同じ顔を見続けていると、その顔の見方が歪む』ことが実験で分かっています。つまり、自分の顔を鏡で頻繁に見ている人は、自分の顔を歪んで見ているのです。鏡の中の歪んで見える顔を気にして、余計に鏡に見入ってしまうのです。

●結局のところ、人は自分の顔を正しく見ることはできません。そもそも、顔とは、「相手が見るもの」として作られているからです。写真に写る自分の顔を見たとき、違和感を感じたことはありませんか?でも、その顔(写真に写るあなたの顔)こそが、相手が見ているあなたの顔です。あなたがどんなに鏡とにらめっこしてみても、その顔を見ているのはあなただけなのです。

●皆さんの周りで人気のある女性や男性はどんなお顔をしていますか?
人気のある人の顔を見ていると、「顔」そのものの良さではなく、「顔の動きやしぐさ」が「良い顔」を作り出していることが分かると思います。
良い顔をしている人といる時のあなたはどんな顔をしていますか?対人関係の基本ですが、相手が良い顔をしている場合、あなた自身も良い顔をしているはずなんですよ♡
好きな人と会うときは自然と笑顔になりますよね。その笑顔を見た相手も自然と笑顔になります。どっちが先というものではありません。お互いの顔が合ったとき、瞬時にお互いの気持ちを表しているのです。

と書くと、今度は相手の表情ばかりを気にし始める人もいるかもしれません。
相手のちょっとしたしぐさを敏感に察知し、「私、なんか悪いことでもしたかな?」と気にしてしまうこと、ありますよね。最初にも書きましたが、相手の気持ちを読み取ることが苦手な人もいるので、相手の表情だけで相手の感情を深読みしないことも大切です。

●初対面の人には笑顔で会いましょう。
笑顔だと、顔を見つけられやすく覚えやすいからです。なぜか。
これは、脳が相手の笑顔を「報酬(ご褒美)」として捉えるからです。脳の活動で報酬と記憶はワンセットのため、「笑顔の顔がそのまま記憶される」というわけです。
ちなみに、男性は女性の笑顔だけが報酬になりますが、女性は、男女どちらの笑顔も報酬になるそうです☺

顔を記憶するためには、感情を伴う関係が大切です。例えば、一緒に過ごして楽しかったとか、すごく嫌なことをされたとか。顔は、感情的な出来事と一緒に記憶するのが常なのです。逆に言うと、その人との出来事に全く興味がなければ、その人の顔は覚えられません。

●最後に、最近よくテレビでお見かけする感染症学専門家の岡田晴恵教授が、日に日にお若くおきれいになられていくのにびっくりしています♡
眼鏡がコンタクトに代わり、髪の毛は巻いてアップに。メイクも洋服もとても華やかで春らしい。
スタイリストさんが付いたのでは?という噂も聞きました。そうかもしれませんね。多くの人から「きれいになった!」と言われるのは、自分の顔に対する客観的な意見を聞き入れて取り入れているからだと思います。
岡田先生ご自身も、ご自分の出ている番組を毎回録画して見直すことで、いろんなことに気づかれたのかもしれません。
先生の年齢を知ってさらにびっくり!いくつになってもきれいになれるんだなーと思いました☺

令和2月4月1日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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