摂食障害専門カウンセリングルーム あや相談室

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1月のひとこと

●苦しいことならば、やめましょう
今、あなたが誰かに何かを求めて苦しんでいるならば、それは、「あなたが相手を拒絶(否定)しているから」であり、相手を受け入れていない自分を受け入れていないから苦しいのだということに気づいて欲しいです。

相手に何かを求めていて苦しいのは、相手が自分の思う通りにならないと感じると、自分を否定されているような気持ちになるというあなた側の心理のせいです。相手のせいではありません。相手に求めるほど、自分にも求めているから苦しくなるのです。

●この世の中は不確かなことはあっても、確かなことはない!
何かを求めて苦しくなった時は、「この世の中は不確かなことはあっても、確かなことはない」という非常に確かな言葉を思い出してください。

今あなたが「絶対にそうだ!」と思っていることは、あなたが絶対に確かなことだ!と信じていることではありますが、絶対に確かなことではありません。
例えば、「私はブスだしデブだし、だからモテないし、このまま一生独身で寂しく暮らしていくしかないんだ」と落ち込んでいる女性がいるといます。彼女は本気でこう思っているのですが、果たしてこれは確かなことでしょうか?
違いますよね。彼女がそう思っているだけです。友人たちから「あなたはとてもかわいいよ」と言われても、彼女は「そんなお世辞を言われても全然嬉しくないし」とその言葉を信じようとしません。

●苦しんでいる自分をそのまま受け入れる
何が怖いって、この女性のように、不確かなネガティブなことしか見ずに、それ以外のことは見ようとせずにいると、不確かなネガティブなことがあたかも事実であるかのようになっていってしまうことです。
そして、彼女のネガティブな思い込みによって作られていった事実に対して、彼女は、「ほら、やっぱり!私の思った通りだったでしょ!」と言うのです。

彼女は幸せになりたくなくて苦しんでいるのでしょうか?それとも幸せになりたいのに苦しんでいるのでしょうか?幸せになりたいならば、もっと他をガン見するべきなのに。

他を見ないのは、見たくないのは、彼女に「恐れ」があるからです。ならば、まずやるべきことは、この「恐れ」を取り除くことです。ここでいう「恐れ」とは、苦しんでいる自分を認めることです。

●認めることは、受け入れること
苦しんでいる自分を認めて、初めて冷静に自分を見つめることができるようになるのです。

彼女の場合、『私は今、自分がブスでデブでモテないと思っていることだけを心底信じて苦しんでいます』と認めることです。今の彼女にとって確かなことは、この『』内のことだけだからです。
この際、何がポジティブで何がネガティブかなどはどうでもいいのです。そこにこだわることなく、目の前にある小さな確かなものだけを素直に受け止める。これが大事です。

事実をしっかり認めるとどうなるか。今度はそれを疑いたくなります(笑)「本当にそうなのかな?」ってね。人間とはそういうものなのです。冷静になって初めて自分を客観視できるのです。
もちろん、冷静になってみたら、「本当にその通りだよなー」としみじみと確信することだってあるでしょう。でも、それが本当に本当にそれが事実ならば、「悲しいけど、仕方ない」と諦められるはずです。「諦める」のは悲しいことかもしれないけれど、苦しくはありません。
悲しむ自分をちゃんと受け止めてあげると、悲しいけれど苦しまなくなります。

●本気で諦めると手に入る?
本気で諦めると不思議なことが起こったりします。属に言う「本気で諦めると手に入る」という法則です☆彡
必死になって手に入れそうとしていたときは苦しくて苦しくてしょうがなかったのに、或いは全然手に入れられなかったというのに、諦めた途端にすんなりと手に入った!!という経験、あなたにはありませんか?
もちろんそうなることを期待して諦めた振りをしても、それは諦めたことにはなりませんよ。
「本気で諦めると手に入る」という法則は、「求めていることを得ようとして必死になって苦しんでいるとなかなか得られない」「こだわりすぎると、本当に大事なことを見逃してしまう」と同じことです。

●とある精神科の診察室での会話
患者)先生、私、すごく苦しくて苦しくて、もうどうしたらいいか分からないんです。
精神科医)どうしようもないのですから、一刻も早く諦めましょう。

一見無責任にも聞こえる医師の回答ではありますが、正論です(苦笑)
苦しみの沼に全身どっぷりとはまってしまっている人を他人はどうすることもできません。まずは、いち早くそこから抜け出すことです。そうすればいろんな可能性が出てきます。本当に諦めると視野が広がり、案外良いアイディアが沸いてくるものです。

患者)いやいや、私は苦しくてもいいのでどうにかしてそれを手に入れたいのです!
医師)そうですか。ならばもっともっと苦しむしかないですね。

まるでコントのような薄情な回答ですが、これも本当のことです(苦笑)
人は本当に本当に苦しくなると、それが耐えられなくなって本気でそこから抜け出したくなります。
「もう1秒たりとも、こんな苦しみは味わいたくない!!」と本気で思った瞬間、ものすごい勢いで一気にそこから抜け出せたりするのです。

私の摂食障害の克復のきっかけもこんな感じでした。何を頑張っても摂食障害が治らないことに絶望し、「もう一生治らないんだろうな。だったらもう治そうとするのは(苦しいから)やめよう」と本気で諦めたら、そこから摂食障害を手放していけるようになりました。(詳しく知りたいかたはカウンセリングでご質問ください^^)

●しょうがないなー
諦める/認めるという感覚がよく分からない場合は、せめてものおまじないとして、「しょうがないなー」と言ってあげるといいですよ。「しょうがないなー」は、今をそのまま受け入れる言葉だからです。
「一体どうしたらいいんだ!」「もうどうしたら良いか分からない!」は、受け入れてない時に使う言葉です。そんなときは、「どうにもしなくていいんだよ」と口にしてみてください。そうは思えなくてもいいんです。そう言うだけでいいんです。

まずは、苦しんでいる自分が苦しくないようにしてあげる。苦しめば良い結果が待っている!なんて不確か極まりないことはどうか信じないでください。

今年が、皆さんにとって幸せになることを大事にできる1年になりますように☺今年も、あや相談室をどうぞよろしくお願いします❤

令和2年1月1日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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