摂食障害専門カウンセリングルーム あや相談室

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10月のひとこと

●本音って何?
誰もが孤独で傷つきやすく、心に空虚さを抱えながら生きています。だから、つい「確かなこと(真実、本物、本心、本音など)」を確かめたくなります。「彼の本音が分からなくて不安」「娘の本音が知りたい」などという苦悩がなくなることはないのかもしれません。

ところで、あなたは自分の本音を知っていますか?日々それを確かめていますか?相手の本音を確かめようとする前にちょっと考えてみてください

●本音とは
本音は「本心から出た言葉」のことで、辞書にある例文には「本音を吐く」「本音を漏らす」とあります。
この吐く、漏らすという表現からして分かるように、本音とは意識して口に出す言葉ではありません。無意識に心に沸いてくる言葉です。

●本音の使い方
告白するときに「あなたが好き!」という気持ちを相手に伝えたら、そのまま相手にもしっかり伝わると思いますよね。確かに伝わるには伝わります。でも、もっと強く相手の心に伝わる方法があるのです♡

「(あなたの)そういうとこ好きだな~」とぽつりとつぶやくのです。自分の心の中の声が口から思わず漏れてしまったかのようにネッ。
あなたの心の中のつぶやきが偶然聞こえてしまったかのように、こんな風に相手が感じれば大成功です。
何故なら、これがあなたの本音が彼に一番強く伝わる方法だからです。
もちろん、わざとやるよりも、自分の本音が本当に漏れちゃって、それが相手に聞こえちゃう方がいいに決まってますけど。

「あなたが好きです!」は相手に向けて言った言葉ですが、「そういうとこ好きだな~」は相手に向けて言った言葉ではなく、自分の心の中で思ったことが思わず口から出てしまった、いわゆる自分に向けて言った言葉(本音)です。
相手にとってどちらが嬉しいか、インパクト大かと言えば、断然後者なのです。

私も自身の経験の中でいくつか思い出す「嬉しかった本音エピソード」があります♪相手の本音を知ってしまい心底傷ついたってこともありますけどね(苦笑)
普段、あまり意識を向けていない本音ですが、私たちは常日頃から誰かの本音に助けられたり傷ついたり、自分の漏らした本音が誰かを助けたり傷つけたりしているのです。

産業カウンセラーの学校でのエピソードです。
私が「今後どんな活動をしていきたいか」という課題で書いた作文をクラスで発表している最中のことでした。
私の発表を聞いていた男性講師(いつも丁寧な言葉使いをする講師)が「すげーな」とつぶやいたのです。
その講師の先生やクラスのみんなにどう思われるかをちらちらと気にしながら作文を読み上げていた私は、そのつぶやきが聞こえた瞬間、すごく嬉しくなりました。これからの自分を全肯定してもらえた気がしたからです。
昔の話なのに、たったの4文字のつぶやきなのに、今でもちゃんと覚えているのですから、本音の力(インパクト、説得力、破壊力)ってスゴイですよネ!

●本音の邪魔をする顕在意識
ネガティブでもポジティブでも感情に振り回されている時は、考えても考えても自分の本音は分かりません。

(カウンセリングではよくあることですが)心の中に溜まっていたネガティブなこともポジティブなこともぜーんぶ口から吐き出して、ホッと大きく一息着いた後にポロリと口からこぼれ出てくる言葉があります。
これが「本音」です。
自分の本音に気づく(受け止める)と安心します。

自分の本音に気づく
まずは自分で自分の本音に気づくこと。それをしっかり受け止めてあげること。決して本音をごまかしたり否定したりしないこと。
そうすれば(表立って何かをしなくても)心から心へと伝わります♡

「どうしても自分の心の声が分からない」「本音が聞こえてこない」という方は是非カウンセリングにいらしてください。
そういう方には、まずは話す勇気から始めることをお勧めします。

「話すことは、自分の心を放つこと。放つことは気づくこと」だからデス❤
今月も皆さまといろんなお話ができることを愉しみにしています♪

令和元年10月1日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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