摂食障害専門カウンセリングルーム あや相談室

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6月のひとこと

●自分ひとりの時間が欲しい男性
カウンセリングにいらした男性が「ひとりの時間が欲しいんです。でも育児中の妻にそんなこと言ったらケンカになります。子どもはかわいいんですけどね・・・。多分、僕は結婚向きな人間じゃないんだと思います」と言って俯き、深いため息をつきました。

男性は仕事を終えて帰宅するとまずはひとりになりたい生き物です。(最低でも)10分~30分間は誰とも話さず静かに過ごしたいそうです。
一方、女性は今日あった出来事を今すぐ話したい生き物です。一通り話し終えたら、気持ちが落ち着いて静かになります。

なんなんでしょう。この見事な真逆ぶりは!
でもこの驚くべき男女の心理の違いをお互いに理解していれば、相手の言動にも寛大になれるのではないでしょうか?

インディアンは、母親が結婚する娘に向かって必ずこう忠告したそうです。
「1日が終わると男は洞窟にこもるのよ。その時にあなたは決して洞窟に入ってはいけません。もし入ったらドラゴン(男の怒り)で燃やされてしまうわよ」と。
これは「男性には自分の殻にこもる時間が必要だ。この時間がいかに大切であるかを女性が理解し尊重していれば、男性は女性に感謝し優しくし、夫婦円満にいられる」という人生の先輩からの教訓です。

実は、男性は今日1日の仕事を終えた後に1人になることで、男性ホルモンを回復します。男性にとってこの大切な時間が確保できないと、怒り、苛立ち、意欲の低下、無関心、頑固、不機嫌、攻撃的などの症状が出てきます。この症状は、女性をも不快や不安にさせます。
ところが、女性は男性がなぜ不機嫌なのか分かりません。男性も「今更言っても分かってもらえないだろう」と諦めてしまい、お互いに心を閉ざしていってしまいます。

解決方法は至ってシンプルです。
家に帰ってきた男性をしばらく放っておいてあげることです。帰宅した男性にすぐにお風呂に入ってもらっちゃったりするのもいいかもしれません。
昔のドラマでは、帰宅した旦那さんに、奥さんが笑顔で「ご飯にする?それとも先にお風呂に入る?」と聞くシーンがよくありました。あの頃の男性はその日の気分で1人の時間(お風呂)を優先したりしなかったりの選択ができたんですね。

もし、男性がひとりになりたいならば、帰宅後すぐさま話し出す女性に対して「帰ってきて早々やかましいなぁ」と思ったとしても、それを顔には出さずに10分でいいから女性の話に充分に耳を傾けて頷いてあげることです。フリでもいいと思います、多分。そうすれば、話が一段落ついて満足した女性の方から離れていくのではないかと思います。

ただ、このやり方は育児中の女性には通用しないかもしれません。育児中の女性は夫の許しがなければ自分の時間を獲得することが難しく、そんな中、夫から「自分ひとりの時間が欲しい」と言われると「あなただけずるーーい!!」となってしまうからです。
実は私がそうだったんです。日中は息子と二人っきりです。主人が家に帰ってくるのが待ち遠しくて、彼が帰ってくるや否やマシンガントークをやっちゃってました。
ある日、夕飯を食べている主人に今日あったことをあれこれ話していたら、「ごめん、少しだけ黙っていてくれるかな」と真顔で言われてびっくり!ショックでしたが、反省しました(涙)

男性のクライアントの方曰く、「家に帰ってもひとりになれないから」と、あえて残業をしたり、家に帰る前にひとりでバーに寄って1杯飲んだり、カフェでコーヒーを飲んだり。或いは、寝不足になるなーと分かっていても、妻子が寝た後にぼーーーとテレビを見ながらひとりで過ごしたりするんだそうです。そんな話を聞いた日は「主人に優しくしてあげよう」って思います(-_-)

女性にもひとりの時間が必要
昔と違い、今は男性と同じように働いてかつ育児も家事もしている女性がたくさんいます。
そんな女性たちにも、男性と同じように「ひとりの時間が必要」です。この時間を大切にすることで、女性も女性らしさや仕事への活力を高められます。

女性にとって特にひとりの時間が必要なのは、「生理前」だと言われています。
生理前は、むくみ、頭痛、肩こり、不安、苛立ち、抑うつ、過敏症などの不快な症状が起こりやすく、身近にいる人に対する「ないものねだり」も高まるため、ひとりでいる方が家族全員の精神衛生上とてもよろしいのです。
ちなみに、PMS(イライラや不安、過食)の緩和には、鉄分(キレート鉄)のサプリメントが効きます♪

毎月、生理前に必ずカウンセリングのご予約を入れてくださる方がいます。
彼女にとってカウンセリングの日は、彼女がひとりで自由に過ごせる日でもあります。その間、お子さんの面倒はご主人が見てくれます。
彼女は、カウンセリングで心を放ち、ひとりでゆっくり昼食をとり、買い物をしてから帰宅されます。家に着く頃にはニコニコ笑顔になっていて、お子さんを見ていてくれたご主人にも心から感謝できるそうです♡
ご主人はご主人で、生理前のイライラしている彼女と接することを回避できるし、おまけに彼女からとても感謝されて大満足なんだそうです♡
男性は、幸せそうな女性の笑顔に惹かれます。それが自分のお陰なんだと思えれば、明日への活力にもなって一石二鳥にも三長にもなります♪

中には「私は生理前よりも生理後の方がイライラする」と言う女性もいます。いずれにしてもイライラしてきたら、ひとりの時間を作ってみると良いと思います。

男性と違い、女性にとってのひとりの時間は、1人で何かを楽しんだりすることに限らず、「つながりや充実感を味わう時間」も含まれています。
例えば、親しい人とのランチや、美容院やエステなどなど。女性にとってのひとりの時間とは、男性に頼らずに充実感を味わうことなのです♪

●ストレスにうまく対処できるかどうかは、
私たちは生きている以上ストレスを完全に避けることはできません。ストレスにうまく対処できるかどうかは、大切な人との時間の過ごし方が大きく関わってきます。家族みんなが、外で辛いことがあっても「家に帰ればホッとできる」と思えるかどうか。

男性は、自分の帰りを待っていてくれる家族がいる家に帰る度に安心できます。「今日もお疲れ様」「頑張ってるね」「すごいね」などと褒められると気分が良くなり、元気になれるからです。
男性は、願わくは多少の失敗は黙ってスルーしてほしいと思っています。女性はついつい些細なことに目が向いてしまいがちですが、その手の指摘は、男性のやる気を奪ってしまう場合が多いので要注意です。
「できてないことより、できていることを褒めて伸ばす!」が、夫婦円満・家族円満につながるコツではないかと思います♥

男性の方にもお願い(ご提案)があります。
女性は、感謝や受容をしてもらうこともまぁ大切ではありますが、それよりも「話を聞いてもらいたい」願望が強い生き物です。聞いてくれるだけでいいのです。男性から真面目に助言する必要も心配する必要もありません。

「だったら僕の愚痴も聞いてほしい」という男性もいるでしょう。申し訳ないのですが、大抵の女性は、利害関係のある男性から泣き言や不平不満を言われるととても不安になってしまいます。その結果、男性にとって我が家はホッとできない場所になってしまうこともあります。

●カウンセリングの勧め(性別関係なし!)♥
カウンセリングは女性の方の利用が多いですが、実は男性にも積極的に利用してもらいたい場所です。危害関係がないカウンセラーに安心してなんでもご相談・ご質問ください♪

今月も皆さまといろんなお話ができるのを愉しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。

令和元年6月1日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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