摂食障害専門カウンセリングルーム あや相談室

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2月のひとこと

●「ふつう」のレベルが高い
突然ですが、皆さんはご自分の「ふつう」をご存じですか?
摂食障害に悩んでいるクライアントの皆さんに聞いてみると、彼女たちの思う「ふつう」が、完璧や理想に限りなく近いものであることが分かります。
これは、皆さんの考える「ふつう」の中に「こうあるべき!」が含まれているからです。

●自分に厳しくすることは、
皆さんの思う「ふつう」は、心身の異変に気づく前からある思考です。
まだ摂食障害に悩んでいない頃から、既に皆さんは「こうであることがふつうなんだ!」と思い込み、無意識に或いは意識的に自分に厳しくし続けてきたはずです。これは、毎日自分をいじめ続けてきたことと同じです。
自分いじめは、自分の本心を無視することであり、自分を大切にしなくなることです。

●体からの反撃
そしてその時は突然やってきます。それは摂食障害だったり、うつ病だったり、パニック障害だったりと、人それぞれ出方は違いますが、どの症状も、自分から全く大切にされてこなかったあなたの体が起こしたストライキに他なりません。

●心の声と向き合う
症状はあなたに訴えたいことがあって出て来ています。その訴えを無視して、突然出てくる症状を「これさえなければ!」と悪者扱いしている限り、何をどう頑張っても、症状はしつこくしつこく何度も出て来ます。

ストライキする側の訴えを真剣に聞かずして、問題の改善も進展もありません。
過食の場合、過食する自分を責めている間は、過食はなかなか止められません。過食したくないならば、何はともあれ、自分の心の声に耳を傾けてみてください。
それは、自分がいかに自分の本心を無視してきたか(いじめてきたか)に気づくことでもあります。

●自分を大切にすることの難しさ
自分に厳しくすることを「ふつう」だと思い、自分をいじめてきた人は、その間ずっと自分らしさを大切にしてこなかったことになります。
当然、自分を大切にするやり方が全然分かりません。それどころか、「自分を甘やかすことになるからイヤだ!」と不快感を示す方もいます。
自分を大切にしているつもりでも、つい頑張り過ぎて、再び自分をいじめている方もいます。

●私の役目
そんな皆さんに「それも自分いじめだよ」と指摘したり、「自分を大切にするやり方」をお教えするのが私の役目だと思っています。
実践してみると分かりますが、無意識に長年続けてきた自分いじめを止めるのは、思いの外大変なことです。相当の意識(勇気)が要ります。
この辛い時期も、カウンセラーとの二人三脚ならばスピーディーに乗り越えられて、自分を大切にできるようになります♡

●本来のふつうが分かると
自分を大切にする感覚が分かると、自分本来の「ふつう」が分かってきます。本来の「ふつう」には曖昧さと物足りなさがあり、フラストレーションを感じますが、それに慣れ、それを許せるようになると、いろんなことが「ま、いっか~」「しょうがないよね」と割り切れるようになります。

ここまで来れば、あなたの体はあなたを信頼し、安心し始め、徐々にストライキの力を弱めていきます。そして長かった心の病の闘病生活も終わりを迎えます。

●カウンセリング
あや相談室のカウンセリングは、あなたが「ふつう」だと思ってやっている「自分いじめ」に気づいてもらうことから始まります。
自分いじめとは、自分虐待のことです。長年の自分虐待によって、心に受ける傷は計り知れません。自分イジメを止めない限り、あなたを悩ます症状も消えません。何度もぶり返してしまう人も同じです。

カウンセリングでは、皆さんが無理せずに実行&継続できる課題(宿題)を皆さんと一緒に考えて決めます。皆さんの今に合った課題にするためにも、気になっていることや不安に思うことなどは、ぜひ積極的にご相談・ご質問して頂きたいです♪

今月も皆さまといろんなお話ができるのを愉しみにしております☆彡

2019年2月2日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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