摂食障害専門カウンセリングルーム あや相談室

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3月のひとこと

●聞いてください

「私の話を聞いてください」と頼むと、あなたは助言を始めます。私はそんなことは望んではいないのです。

「私の話を聞いてください」と頼むと、あなたはその理由について話し始めます。申し訳ないと思いつつ、私は不愉快になってしまいます。

「私の話を聞いてください」と頼むと、あなたは何とか私の悩みを解決しなければという気になります。おかしなことに、それは私の気持ちに反するのです。

祈ることに慰めを見出す人がいるのは、そのためでしょうか?神は無言だからです。助言したり、調整しようとしません。神は聞くだけで、悩みの解決は自分に任せてくれます。

だからあなたも、どうか黙って私の話を聞いてください。話したかったら、私が話し終えるまで少しだけ待っていてください。そうすれば、私は必ずあなたの話に耳を傾けます。
*レオ・ブスカリア著『Loving Each Other』より引用

●傾聴
人間はみんな、他人に認められたいし、好かれたいと思っています。だから、自分に関心を持ち、気持ちを尊重してくれたり分かってくれる人に心を開き、信頼を寄せるのです。
自分で自分を認めたい時にも、共感してくれる相手を求めます。そして、そういう人の存在や状況に安心するのです。
もし、そういう人やひとときがなく、自分の本心が分からないままに毎日を送っていると、他人の心や言わんとしていることも分からなくなります。そうなると不安や不満が増幅し、エネルギーを激しく消耗し、自分の本心がますます分からなるという悪循環にはまってしまいます。「もうどうしたら良いか分からない!!」がこれですね。

他人の気持ちが分からなくなった時は、まずは自分の本心を知ることです。そのために、傾聴(カウンセリング)はとても有効です。

傾聴は、全身を使って相手の方に興味を持ち、その方の心に寄り添うということです。
傾聴するときに一番大切なことは、「話の腰を折らない」「決して相手を変えよう、救おう、正そうとしない」ことです。実際にやってみると分かりますが、これが結構難しい。利害関係があると更に難しくなります。

●友達以上?
うつ病、自殺、依存症、自傷行為をする人に共通する行動パターンは、つらい時に人に助けを求めないことです。助けを求める方法を知らないとも言えます。

「悩み事があるときは友達に話せばいいも~ん 」と思う人は、助けを求められる人です。多分、心の病にはならないでしょう。人に甘えられるし弱音を吐ける人だからです。
その一方で、人に甘えられない、弱音を吐けない、そうしたくない、そのやり方が分からないという人たちもいます。
かく言う私もそのひとりです。自分の悩みを他人に話せません。話したくないんです。かといって、ひとりで悩みを抱え込み、自分を見失ってしまい、感情的になったり、過食をしてしまうのはもう嫌です。

そんな私には、気軽に相談できるカウンセラーのAさんと、どうしようもなくなったら頼ろうと考えているカウンセラーの上司Bさんがいます。

Aさんも何かあれば私のカウンセリングを受けに来ます。
私たちは傍から見たら友達同士にしか見えないと思いますが、私たちが会うのは、どちらか一方がカウンセリングの申し込みをした時だけ。当然、申し込みをした方はその都度カウンセリング料金を相手に支払います。だからこそいつも気兼ねなく会えるし、何でも話せるのです。

私がAさんに会うのは、溜まった感情を吐き出したくなったときだけですが、何かあったら必ず会えるし、なんでも話せるAさんの存在は、いつも心の支え(安定・安心)になっています。
そういう意味ではAさんと私は本当に友達みたいです。もしかしたら友達以上かもしれません。Aさんは、私が他人には話せない・話したくないことも安心して話せる大切な存在ですから♡

私のカウンセリングをリピートしてくださっている皆さんも、私と同じように思ってくださっているのではないかと思っています。
私は皆さんの友達ではないけれど、いつでも気軽に何でも相談できる友達のような存在に思っていてくださると嬉しいです♡

今月も皆さまといろんなお話ができることを愉しみにしています。どうぞよろしくお願い致します。

2018年3月1日
摂食障害カウンセリング あや相談室主宰
摂食障害カウンセラー 長谷川あや

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