あや相談室について

Home > 私の摂食障害克服の記録 > 書くこと・描くこと | 摂食障害専門カウンセリング あや相談室

書くこと・描くこと

セリフカウンセリングの方法としていつもお話しているのが
「書く」です。この方法は鬱病や摂食障害などの回復に
非常に効果があるとされている認知療法の役目も果して
くれます。

書くことは言うことと同じくらい脳を活性化させます。
逆に何も言わない、何も書かないでいると無感情、無関心な
状態に陥っていきます。
ですから何をしたらいいのかわからない、何を見ても何も
感じないという方に特にお勧めします。

まず自分の感情や状況をそのまま書くんです。
出さない手紙でもいいし、掲示板を利用してもいい。
とにかく心にたまっていることを吐き出してみるんです。
吐き出せる(聞いてくれる)相手がいるならそれが一番ですが
誰も何も気にせずにいつでもどこでも吐き出せるとなるとやはり
書くことが一番でしょう。

何故書くと良いのかというと、心の整理ができるからです。
(私がこうして日記を書いているのも過去の体験を整理したい
からです)
考えているだけ、悩んでいるだけではますます散らかって
しまいます。むかついてしょうがないこと。どうしようもないこと。
自分への想い。相手への想い。ふと感じたこと。ふとしたくなった
こと等など、感じたことをそのままその場ですぐノートに
書く癖をつけるんです。きれいに書く必要はありません。
その時の感情のままに書く方が良いと思います。
前からはネガティブなこと、後ろからはポジティブなこと、と
分けて書くのも良いでしょう。ネガティブなことばかり
書いているなーと思ったら、嘘でもいいから明るい言葉を
書くのも良いでしょう。
言葉には言霊といって、その言葉の通りにことを進ませていく
力があります。ですから嘘でもいいのです。せめて1日1回くらいは
明るい言葉を口やペンから発しましょう♪

これは後々非常に役に立ちます。
どんな時にどんなことを考えるのか、どんなことをするのか。
ホットボタン(自分がどんな言葉に過剰な反応を起すのか)
などが分かるようになり、次に似たような状況に立たされた時の
対策を事前に考えることができるようになります。

私が尊敬する方たちには2つの共通点があります。
「(手帳は持っていなくとも)ノートは常に持ち歩く」
上記のことが理由ですね!これが癖になると普通に冷静に
自己分析ができるわけです。
「感謝の気持ちを忘れない」
どんなに大物になろうと、周りの人たちへの感謝を忘れないで
いつも「ありがとう」と言います。だからこそいつまでも
みんなから信頼され、応援され続けるんですよね!

ステキな人のしていることは、とりあえず真似してみるのが
私のモットー。というわけで最近は私も小さなノートを
バッグに忍ばせております(笑)。

«
»
ページの上に戻る