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「この人はこういう人なんだな」と受容する♡

価値観が大きく違う相手に対して、「理解してほしい、分かってほしい」と期待を持ち続けることは、理解してもらえない落胆と苦しみを味わい続けることにもなります💧

そんな時は、「私がこんなに苦しいのは、この人のせいだ!」という見方を、「この人はこういう人なんだな」に変える必要があると思います。

「〇〇のせいだ!」と思っている限り、原因探しもやめられません💧
原因探しって、エンドレスな「負のラク」なんですよね 。苦しいけれど、「原因を探していればいい」から…。

摂食障害に関してもそうです。
私は、自分が摂食障害になった原因が未だによく分かりません。
発達障害?愛着障害?HSP?境界知能?強迫性障害?
承認欲求が強いから?自己肯定感が低いから?
依存症を克服した今となっては、もうどうでもいいです。
私は私でしかないから。他の何者にも変われない。

ただ、ひとつ大きかったことがあります。
それは、私と母は価値観がまったく違う!ということに気づけたことです💡

「母はこういう人なんだ。彼女が変わることはないんだ」と認識したことで、私は「母の価値観の中で生きるしかない」という呪縛(思い込み)から解放されました。
母の価値観を優先しないといけないわけではないんだ!と分かったからです。
そこから、ようやく、私という乗り物のドライバーが私になった気がします。
それまでは、私という乗り物のドライバーはずーっと母だったので。

よく、「人は人、自分は自分」って言いますよね。
あれって、「この人はこういう人なんだな。」と「。(終止符)」を打つことだと思うのです。

この時、大事なのは、「この人はこういう人なんだな」と受け入れることと、相手に対する感情は、紐づけなくていいということです。
相手のことを嫌っていてもいいのです。
逆に、相手への感謝の気持ちがあっても、相手の価値観まで受け入れる必要はないってことです。

親の価値観と自分の人生を切り分けられた時、ようやく心の自立を始められるんじゃないかな。
少なくとも、私の場合は、この時に初めて「今の自分の気分を自分でどう良くするか」を考えられるようになりました。

誰かのせいにしている間は、これがなかなかできません。
更に言うと、「自分の気分が良くなることが何か」も分からなくなってしまいます。
これまでずっと、相手の気分(価値観)を優先して生きてきたからです。
「自分」という乗り物のドライバーは「自分しかいない」のに、自分ではなかったからです。

原因追及をやめることと、日常の中で、自分の気分が良くなる小さな行動を1つずつ積み重ねていくことは、「自分という乗り物」をうまく乗りこなせるようになっていくことでもあると思います🚘💨

2026年3月

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